私たちが理想とする
EV充電器の課金システムを作っているところはどこにもありませんでした。
そこで私たちは、独自の課金システムを開発しました。
利用者にとって公平で、設置者に利益が出るようにするには、この課金システムは必要不可欠です。

第一幕:商品・サービスを思いついたきっかけ
ー利用者にも設置者にも寄り添った製品とは?ー

開発担当者は、出力に応じた料金設定ではなく、 充電時間や1回あたりの充電料金で金額が設定されていること、
月額料金を払わなければ充電器を使えないことに不満を感じていました。
充電時間に対して料金が発生すると20kWで充電しても50kWで充電しても料金が同じで、不公平感がありました。そこでガソリンスタンドのように、入れた量に基づいた料金システムを作れないかと考えるようになりました。

第二幕:挫折、試練、成功
ー利用者が本当に求めている製品とは?ー

kWあたりの従量課金法を確立するためには、法律の壁を乗り越える必要がありました。
使用した電力量(kWh)あたりの課金システムにするには、計量法の規定による検定に合格した計量器を使用して電力量を測定する必要がありました。
支払い方法には、会員登録を必要とせず、月額料金を払わなくても使えるクレジットカードやQRコード支払いができるシステムを何十社も探しました。
利用者にとって使い勝手が良く、公平性を追求した製品開発を目指しました。

第三幕:FLASH がもたらした社会への貢献・展望
ー次なるストーリーの幕開けー

新しい課金方法は、EV充電器の新たな可能性も生み出しました。
今までのシステムでは設置者にはほとんど利益がなく、
集客やアピールにしかなりませんでした。
「NCSを通さない課金モデルを確立できれば、投資にもなるのではないだろうか?」
皆が急速充電器を設置したいと思うためには、
充電器を設置することで利益が出るようにしなければなりません。
「FLASH」は設置者が料金を自由に設定できます。

さらに今後はEV充電器を使って過疎地の活性化を図りたいと考えています。
普段は自宅で充電できるEVオーナーも、遠出する際には充電施設が必要です。
EV充電器の設置によって、田舎の地域も活性化する可能性があります。
過疎地にこそ充電施設の需要があります。
遊休地の利用や、立地にとらわれず設置できるメリットもあります。

「良い循環があれば、さらにEVが日本中に広まり、
環境大国日本が完成するのではないだろうか?」

より良い未来のためにできることを
私たちはこれからも考えて続けていきます。